先日子供の合奏発表会で、面白い現象を見た。
4分の4拍子の元気な曲。小太鼓とトライアングルが正確にリズムを刻んでいる。
一拍目・三拍目・・・小太鼓
二拍目・四拍目・・・トライアングル
聞こえてくるリズムは
「タン!(チーン)、タン!(チーン)、・・・」こんな感じだ。
一番が終わり、二番に入ったときに、その現象は起きた。
一番の終わりが少々難しかったらしく、小太鼓の子は少々のミスをきっかけに混乱してしまったようだった。
何とか立ち直り、無事演奏は続いたのだが・・・
ナント、そのとき小太鼓とトライアングルの役目が見事に入れ替わっていたのだ。
「チーン(タン!)、チーン(タン!)、・・・」
聞いていた人でこの変化に気づいた人は、おそらくほとんどいなかったと思う。
それほど自然に、リズムを刻んでいた。子供たちの表情も、動揺を感じさせない、普段通りの真剣なものだった。
トライアングルの子は、小太鼓が少々遅れだして二拍目と四拍目に近くなったところで、(恐らく無意識のうちに)一拍目と三拍目を受け持ったのだと思う。
私はこの現象に、妙に感心してしまった。
人間は無意識のうちに、集団の中で自分の役割を少しずつ変えながら、バランスを取ろうとしているのかもしれないな・・・そんなことを考えた。
ここで、話は大いに飛躍するのだが・・・^^;今日本屋の店頭をつらつら眺めながら思ったこと。
本屋では相も変わらず、スピリチュアルだの血液型だのの「非科学的な」本がひしめいている。
そのうち勢いも衰えるだろうと思っていたのだが、今のところその兆しはない。
この科学全盛の時代に・・・と不思議に思ったりもしたのだが、もしかしたらこれは
「科学」が強くなりすぎたことに対して、人間が無意識のうちにバランスを取ろうとしているために起きている現象なのかもしれない・・・
ふと、そんなことを考えた。